季節のお便り年末調整

2021/11/04 ブログ

 皆様こんにちは。TAMAアカウンティングstaff2宮本です。過ごしやすい季節はいいですね。

 

 

 さて、最近お客様から質問をいただくのが「年末調整の書類が届いたのですが、どうすればいいでしょうか?」というものです。結論から申し上げますと、弊社に年末調整までご依頼のお客様は、弊社で電子申告を行いますので、お客様ご自身が申告していただく必要はございません。

 

 

 ご存じの方も多いでしょうが改めて確認いたします。年末調整とは、源泉徴収した税額の年間の合計額と、年税額を一致させる精算の手続です。次のいずれかに該当する人は年末調整の対象となります。

 

  1. ①1年を通じて勤務している人
  2. ②年の途中で就職し、年末まで勤務している人
  3. ③年の中途で退職した人のうち、次の人
    1. 1)死亡により退職した人
    2. 2)著しい心身の障害のために退職した人で、その退職の時期からみて、本年中に再就職ができないと見込まれる人
    3. 3)12月中に支給期の到来する給与の支払を受けた後に退職した人
    4. 4)いわゆるパートタイマーとして働いている人などが退職した場合で、本年中に支払いを受ける給与の総額が103万円以下である人(退職後本年中に他の勤務先等から給与の支払を受けると見込まれる場合を除きます。)
  4. ④年の途中で、海外の支店へ転勤したことなどの理由により、非居住者となった人(非居住者とは、国内の住所も1年以上の居所も有しない人をいいます。)

           出典:国税庁 令和3年分年末調整のしかた

 

 

 

 ざっくり言うと、12月時点で社長の役員報酬も含め、源泉徴収を伴う給与を支払っている場合は年末調整の手続きが必要ということになります。

 

 

 税金が戻ってくることも多いので、もらう方は嬉しい年末調整ですが、する方はなかなか大変な作業です。私もこの仕事に関わるまでは、訳の分からない紙を1枚もらって「ボーナス以外にもなんかちょっと給料が多い気がする」くらいな感覚でしたが、経営者というのはこんな雑務もあるんですね。

 

 

 でも、弊社にご依頼のお客様は、ご心配には及びません。まずは弊社作成の分かりやすいシンプルな書類にて従業員の方の個人情報を把握、また場合によっては従業員の方ご本人に直接個人情報をご入力いただくような形で年末調整に必要な情報を集めることから始めていく計画です。

 

 

 あとはこちらから依頼する資料をいただけましたら、調整額の計算・申告まで行います。ただ今、社内で年末調整効率化体制を整えている最中でございますので、ご連絡を今しばらくお待ちください。

 

 

 先に坂本が案内しましたように(「貴社の年末調整電子申告をサポートします。」)条件をご了解いただける新規のお客様も大歓迎です。日にちが迫っておりますのでこの機会にぜひご検討ください。