ナイスパス
皆様こんにちは。TAMAアカウンティングstaff2宮本です。仕事をしていたら突然Microsoft Officeのデザインが変わったので驚いてしまいました。こんなにぬるりと変わるものなんですね。
さて、先日長崎のローカルニュースを観ていたら、面白い取り組みをしている情報がありました。長崎市にあるコーヒーショップの経営者が主宰となって行っている、「紙袋のリユースプロジェクト・ナイスパス」です。
この事業は簡単に言うと、お店でモノを買った際に商品を入れて渡される紙袋を、使い回そうという取り組みです。洋服やお洒落な雑貨などを買ったときにもらう紙袋は、1度家に持ち帰ったくらいではきれいなままなのに、その後使い道がなく、廃棄されるか自宅に溜まるかという末路しかありません。そうなる前に消費者がこのプロジェクト賛同店に使用済み紙袋を持ち寄り、そのお店で再利用してもらうことで紙袋の消費を減らそうという狙いのようです。ちょっと違和感がありますが、買ったお店とは違うお店の紙袋で持ち帰るということになりますね。
私は「何か人に渡すときに」とか「ちょっと荷物があるときに」と思ってなかなか棄てられず、部屋の一角を占めているのですが、その分の地代を考えると本来は合理的とは言えないでしょう。でも一生に一度くらい、結婚式の引き出物でもらうような大きな袋が必要になる瞬間があるのではと思うと、棄てるのをためらってしまうんですよね。来るか来ないか分からないその日のために棄てずにいることを真っ向から否定されたら、それに対抗できる論理はないのですが。また、学生時代なんかはどこの洋服屋さんの紙袋を持っているかで自分のセンスやお財布事情を黙示していたような気もします。流行も価値観も、あっという間に過去になってしまうものだなぁとつくづく感じます。
最近このブログで環境のことを取り上げることが多いように思います。私は特に際立った環境保護主義者というわけではないのですが、ビジネスのネタを探せばそこに帰着することが多いということの表れでしょう。何か他にも、トレンドになるようなアイディアを見つけられたら面白いなと思っています。
ふわっとしたブログになってしまいましたが今日はこの辺で。