ものづくり補助金にトライしてみませんか?
たまみ:いきなりはじめまして。私はTAMAアカウンティングの半公式イメージキャラクター・たまみです。街の皆様が抱える財務・税務・経営に関するお悩みを解決するために粉骨砕身頑張っているよ。さぁ、今日はどんなお悩みがあるかな。
王子さん:たまみちゃん、こんにちは。実は今、頭の中ですごい新商品が浮かんでいるんだ。
たまみ:あ、これはこれは食品加工会社を経営する王子さん。一体どんな新商品なんですか?
王子さん:それはね…と言いたいところだけど、これは企業秘密だからいくら親しいたまみちゃんにも話せないよ。発売されてからのお楽しみさ。
たまみ:うわー、楽しみだなぁ。いつ頃販売されるんだろう。
王子さん:それがね、昨日細かく計算したら、この新商品を開発するためにはかなり大きな設備投資が必要だってことが分かったんだよ。それがネックになっていてね…。資金の調達さえうまくいったら思い切って新商品を開発できるんだけれど。目下、財務担当者と激論を交わしているよ。
たまみ:だったら「ものづくり補助金」を使ってみてはいかがでしょう?
王子さん:ものづくり補助金?なんだか車とか機械とかを作るための補助金みたいな響きだね。
たまみ:うん、でも中身はそんなことないんです。有形のモノの製造だけでなくて、革新性があれば役務(サービス)の提供でも使える補助金だから、多くの事業が対象になると思いますよ。過去には『廃棄処分される酒粕を利用した新商品「赤酢」の製造環境整備事業』や『人命救助機能を付加した革新的看板の商品化に必要な精密加工設備の導入』などが採択されているみたいですね。
王子さん:え?そうなの?思ったより使いやすいかも。じゃあ早速申請しよう。
たまみ:ちょっと待って。これはあくまでも「補助金」だから誰でもお金をもらえるわけじゃないんです。具体的には以下のような計画を立てて、達成できる事業でないと申請できないので注意してくださいね。その上で、審査に合格した事業所だけが補助金交付されることになるよ。
- 事業者全体の付加価値額を年率平均3%以上増加
- 給与支給総額を年率平均1.5%以上増加
- 事業場内最低賃金を、地域別最低賃金+30円以上の水準にする
王子さん:うーん、なかなか厳しいけれど、この計画が実現したら従業員のためにもなるし、チャレンジする価値はあると思う。やってみようかな。
たまみ:いいですね、その心意気。申請のためにはいろいろな書類が必要なんだけれど、1番重要なのは事業計画書ですね。10ページ程度での作成を求められています。
王子さん:10ページかぁ…熱意だけは10ページくらいすぐ書けそうなんだけれど、「計画書」でないといけないんだよね?
たまみ:そう!だからただ熱い思いを書くだけではなくて、将来の展望や数値目標など、根拠となる数字やデータをきちんと提示する必要があります。
王子さん:素人には結構難易度が高い作業だね。たまみちゃんは経営関係に関して詳しいみたいだけど、そういった補助金関係の業務もやっているの?
たまみ:もちろん!補助金を申請したい方のお話を聞きながら、主に事業計画書の作成サポートを行っていますよ。計画書を一緒に作成していくことで、依頼者の方の頭の中が整理されていくことも多いみたい。
王子さん:確かに、やりたいことが思い浮かんではいるけれど、マーケット環境やスケジュールなど、細部までは考えられていないことも多いからね。その意味でも、専門家と一緒に補助金の申請にトライすることは有意義そう。
たまみ:もし王子さんも申請に挑戦しようと考えて、サポートが必要になったらお声かけくださいね。
王子さん:なんかますますやる気が湧いてきたぞ!たまみちゃん、ぜひご協力お願いします!
たまみ:ありがとうございます!このサイトをご覧の方の中でも、ご興味を持たれた方はぜひ私の所属するTAMAアカウンティングにご相談くださいね。お待ちしています。